施設案内・アクセス・研究

施設名鈴木二郎記念ガンマハウス
施設長城倉 英史
施設所在地〒989-6155
宮城県大崎市古川南町三丁目1-3-5
開業日1991年10月1日
常勤医師2名(2015年5月)

電車の場合

東北新幹線古川駅よりタクシーで約5分
※古川星陵病院に隣接しています。

自動車の場合

東北自動車道 古川インターチェンジから5km
※駐車場100台
※古川星陵病院駐車場をご利用ください。

施設長城倉 英史
経歴東北大学医学部卒
元東北大学臨床教授
日本脳神経外科学会専門医、指導医

International Stereotactic Radiosurgery Society(ISRS), Former Board Member
Asian Leksell Gamma Knife Society, Board Member and Former Chair of the Board, Founding Member
Leksell Gamma Knife system start consultant (Elekta Instrument AB)
6th Congress of ISRS (Seoul) program committee
12th Congress of ISRS (Yokohama) organization committee
(一社) 日本ガンマナイフ学会第2代理事長、理事
日本定位放射線治療学会名誉世話人
ガンマナイフ治療計画勉強会世話人
第18回日本定位放射線治療学会会長
第10回日本ガンマナイフ治療研究会会長
President, 6th Asian Leksell Gamma Knife Society Meeting
脳神経外科専門医川岸 潤
経歴東北大学医学部卒
脳神経外科専門医、指導医
東北大学臨床准教授
ガンマナイフ治療計画勉強会世話人

診察について

Q
診療について教えて下さい?
A

当施設は、専門性の高い医療を提供しております。このため患者様は、紹介状を持参した予約患者様のみとさせていただいております。 詳しくはお問い合わせ下さい。

Q
ガンマ治療の入院期間は?
A

基本的に初日午後入院、検査、2日目治療、3日目午前中退院の2泊3日での治療となります。
マスクを用いての分割照射が望ましい症例では、3-6ないし10日の入院となります。

Q
ガンマ治療の費用はどのくらいかかりますか?
A

ガンマ治療には健康保険が適用され、3割負担の方で、約18万円(注1)になります。
「マイナ保険証」または「資格確認書」をご提示ください。高額療養費制度に基づき、自動的に窓口でのお支払いが所得に応じた自己負担限度額まで軽減されます。
注1)個室ご利用の時の室料差額代、衣類・タオルセットーリース代、生命保険などの文書作成代、などが別途発生いたします。

当施設での治療上得られた臨床データは過去のものも含め匿名化(特定の個人を識別できないようにして)した上で医学の発展、今後の患者さんの為に臨床研究、疫学研究に使用し、発表することがあることをご了承下さい。
なお研究目的への匿名化されたデータ使用に協力を希望されない場合は施設長までお知らせ下さい。その場合も治療内容等に一切の影響はありません。

1.研究の対象
1991年11月以降に当院でガンマナイフ治療を受けられた方

2.研究期間
2020年10月(東北大学倫理委員会承認後)~2030年6月

3.研究目的
ガンマナイフ治療の成績を明らかにし、今後の治療方針の決定に有用な情報を提供することを目的としています。

4.研究方法
 当院でガンマナイフ治療を受けられた方を対象として、研究事務局が作成した調査票に、身体所見・検査所見・治療法・その後の経過などを担当医が記載し、集計されます。この研究のために使われる病気や身体の様子などについての情報は匿名化し、個人が特定されない状態で適切に管理します。それらは研究目的以外には一切使用しません。

5.研究に用いる試料・情報の種類
情報:病歴、治療歴、副作用等の発生状況、カルテ番号、画像データ 等

6.外部への試料・情報の提供
該当しません。

7.研究組織
当院の単独研究です。

8.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
また、情報が本研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
989-6155 宮城県大崎市古川南町3-1-3-5、TEL 0229-22-9911
古川星陵病院 鈴木二郎記念ガンマハウス
研究責任者:城倉英史

近年、高齢化の進展と医療費の増加に伴い、世界的に医療の質や適切な医療を受けることに対する関心は高まりつつあります。本研究の目的は、一般社団法人日本脳神経外科学会(以下、本学会)会員が所属する、日本全国の脳神経外科施設における手術を含む医療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すことです。解析にあたって提供するデータは個人を特定できない形に加工した上で(匿名化)提供されますので患者さんのプライバシーは完全に保護されます。
もし、データベースに御自分のデータが使用されることを拒否される方は当院窓口までお申し出下さい。その他研究事業についての資料の閲覧を希望される方は、研究班ホームページ(http://jns.umin.ac.jp)を御参照ください。

1. 背景と研究内容  
比較的小さな脳動静脈奇形に対しては、ガンマナイフ単独治療でも十分な治療効果が得られることはこれまで証明されていましたが、大きな脳動静脈奇形や動脈瘤を合併した症例など出血リスクが高い症例においては、残念ながらガンマナイフ単独治療では十分な出血抑制効果が得られていないというのが現状です。  
この弱点は、ガンマナイフ治療後に血管奇形の主要血管を閉塞させ流入する血流を減少させるための塞栓術を追加することで、克服できる可能性があります。  
かつて、ガンマナイフ治療の前処置として塞栓術を併用する治療法が行われた時期もありましたが、この順番で行う2つの治療の組み合わせには様々な問題点があり、塞栓術併用はガンマナイフ単独治療より閉塞率が劣る、というのがこれまでの定説となっていました。こうした状況から、ガンマナイフ治療前に塞栓術を行うことは世界的に見ても減少し、我々の施設でも1990年代中盤よりほとんど行われなくなっていました。  
しかし、塞栓術の役割を変更し、ガンマナイフ治療後に塞栓術を追加する形にすることで、前処置としての塞栓術が持つ問題点の大部分は解決することが可能であると考えました。さらに、近年の塞栓術の技術、塞栓物質、カテーテル等の進歩により塞栓術に伴うリスクは以前に比し大幅に低下しています。  
このような状況から、ガンマナイフ治療後に塞栓術を追加する「脳動静脈奇形に対するガンマナイフ・塞栓術併用療法の出血予防に関する前向き観察研究」を2015年11月から開始しました。治療後長期の経過観察を行い、十分な出血予防効果が得られているか否かを確認することにしています。  
この治療方法は、すべての患者さんに対し行われるものではなく、それぞれの病態を見極めながら、その適応の有無を検討しています。もちろん、治療適応がある場合でも、患者さんの意志によりガンマナイフ単独治療を選択することも可能です。

2. 研究の倫理性とプライバシーの保護  
この研究は、倫理審査委員会によって研究計画の妥当性が評価されています。つまり、患者さんの権利が守られていることや医学の発展に役立つ情報が得られることなどが検討され,計画が適切であることが認められています。また、病歴記録などは本研究のデータセンターに保管され、個人情報の保護には十分配慮されています。

3. 研究参加施設  
ガンマナイフ治療担当施設:当施設、NTT東日本関東病院ガンマナイフセンター  
塞栓術担当施設:広南病院血管内脳神経外科、仙台医療センター脳神経外科、北里大学病院脳神経外科